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賢者取引

2007-06-23 (Sat) 20:58[ 編集 ]

今日は少し昔の話をしたい。
ふと思い出した数年前の記憶、ある人物との出会い。
懐古しながら筆をすすめていこう。

時はMaster of Epicがまだオープンベータの時代。
2004年前半頃だったように記憶している。

わたしは生産キャラの取引あげをしていてキャップの80に到達したところだった。
バンカーコール目前での賢者取引の不足。
焦る気持ちからビスク西や地下墓地でOOCを繰り返した。

「賢者取引買います、売ってくださる方tellお願いします」

だが当時はまだスキルが完成している人が少なく、賢者そのものがレアであった。
またアスモなどの狩場は殺伐としたルート戦が毎晩繰り広げられていていて
みんながみんな賢者筋力や賢者刀剣を出そうと躍起になっていた。

そのためもちろん何度OOCをしてもレスポンスはなかった。
賢者取引の入手はしばらく諦めらめざるを得ない状況に思えた。
「こんちわー」
ちょうどその時、待望のtellが飛んできたのだ。
わたしは興奮気味に返事をチャットバーに打ち始めた。
が、しかし続いて飛んでくる二言目を聞いて驚愕した。
「よくアスモ行くんで賢者取引出たら持っていきますね」

・・・どういう事だろう?
何故所持してもいないのにわざわざtellをしてきたのだろう。
近々アスモから賢者取引が出るという保証もない。
今後わたしが同じキャラでログインし続けるという保証もない。
同じOOCを繰り返すわたしを見て気をつかってのtellなのだろうか。
それともただの冷やかしだろうか。

言葉の真意を掴めぬまま、その場でわたしはただ「お願いします」と答える事しか出来なかった。


・・・



それから一ヶ月くらいが過ぎただろうか。
わたしはダイアロスにも慣れてきてPreの様々な場所を歩き回っていた。
まだ知らないMobや知らない武器、知らないスキルが多く存在していて毎日が新鮮だった。

その日のことはよく覚えている。
透き通るほどの青い空、どこまでも続く紺碧の海。
お気に入りのミーリム海岸を爽快な気分で駆け抜けているときだった。
「こんちわー」
まるで晴天の霹靂のように画面を突然tellの窓が遮った。
一ヶ月前に賢者取引の件でtellをしてくれた彼であった。
「とうとう賢者取引が出ました!今どこにいますか?」

なんという事だろうか。本気で口が全開になって閉じなかった。
一ヶ月前に彼が言った通り、本当にわざわざ連絡をくれたのだ。
彼は別に社交辞令的に「出たら連絡しますね」と言ったわけでもない。
わたしが別キャラでinして連絡が取れなくなるかもしれないなどとも考えず、
ひたすら取引賢者のことを頭の片隅に置いておいてくれたのだ。

なんという人だろう。見ず知らずのわたしのためにここまでしてくれる。
純粋というか不器用というか。要領はよくないのだけれども愛すべき存在。

ちょっとだけ感動しつつ彼の名前を忘れないように目に焼付け、
そしてtellの返事を返した。


(T) > CONCHI : もう取引90になったので賢者いらないです

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コメント

ひでぇwwww
1kぐらいで買い取ってあげましょう

さすがコンチッチ鬼気迫るドS

>>ふぉう
まぁそんなこともあるさ
>>トン様
こんちっちはドMだと思うんだ

感動せざるを得ない><

>>まこ
感動したら負け

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